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義両親・両親、息子家族や娘家族と住むことが決まった場合、どのように家を建てれば失敗しないのでしょうか。
この記事では、二世帯住宅を建てる際に知っておきたい税金について、二世帯の間取り、気をつけたいポイントについて紹介しています。
二世帯住宅を建てる際に活用したい補助金には以下のようなものが挙げられます。
子育てしている家族が他の世代の家族とともに生活する、という条件のもと受けられる補助金として、地域型住宅グリーン化事業による補助金があります。環境へ配慮された木造住宅が該当するもので、家の性能により省エネ物件では最大で110万円、ZEHでは最大140万円など5分野に分かれています。
ただし、二世帯住宅でも「完全分離型の二世帯住宅は対象外」というような条件があるので確認が必要です。注文住宅を建てる際は、ハウスメーカーや工務店が地域型住宅グリーン化事業に参加、登録している会社なのか事前にチェックしておくと良いでしょう。
補助金の申請もハウスメーカーや工務店の担当となるため、積極的に二世帯住宅を設計している施工会社であればスムーズに手続等も進めてくれます。
消費税の増加にともない住宅購入の負担も増加するため、一定の条件を満たしている場合のみ給付される補助金です。平成26年4月から令和3年12月まで実施されています。
年収775万円以下で住宅の床面積が50平方メートル以上であること、規定の住宅ローンを利用し、住宅そのものは第三機関の検査を受けていることといった条件をクリアすることで、補助金を受けられる制度です。申請する場合は、住宅取得者がおこなう必要がありますが、工務店やハウスメーカーによる代行も可能なので、こちらも相談をしながら確認すると良いでしょう。
二世帯で暮らす場合、最初に決めるのは「完全分離」かそうでないかでしょう。
玄関を一つにするか二つにするかで、家を建てる際のコストが大きく変わるので注意が必要です。
必ず使うトイレ・浴室などが一緒だと、家族ごとに生活リズムが違った場合、ちょっとしたことがストレスの原因に繋がってしまいます。共有スペースの広さや生活サイクル、時間帯の違い、貴重品管理の場所など、小さなことでもすべて話し合っておくことが、完成後の生活を穏やかにする秘訣になります。
また、住宅を購入する前には購入の際の資金の負担割合についてもあらかじめ決めておくと良いでしょう。金額について一方が少しでもわだかまりを持ったままだと後々のトラブルのもとになる恐れがあります。しっかり双方が納得できるまで話あって決めることが大切です。
親世帯と子世帯が快適に過ごせる二世帯住宅を建てるため、参考にしたいのはやはり、実例ではないでしょうか?そこでここでは、深谷で二世帯住宅を建てられる住宅会社の事例をいくつかご紹介します。イメージ作りの参考にしてください。
将来的に同居を考えている方へ向けた、セミ二世帯住宅です。明るく落ち着きのある暖色でまとめられた外観は、ウッドデッキが目を引くモダンなデザイン。内装は清潔感のある白が基調になっており、フローリングの木目調やキッチンパネルのオレンジを引き立てています。
二世帯住宅なので、もちろん機能性も重視して設計されています。家の中心にあるコミュニケーションスペース、日当たりの良いウッドデッキと繋がる和室スペースなど、家族全員がのんびり快適に過ごせる空間を実現。折り上げ天井と見せ梁を取り入れたリビングは、より広々と感じられます。
4階建ての二世帯住宅です。1階はガレージになっており、なんと6台分ものスペースを確保。脇には愛車を眺められるラウンジも設置されています。2階は親世帯の居住フロアに加えて、キッチンが併設されたパーティールームを設置。子供の誕生日会やママ友の集まりなど、様々な用途に活用できます。
3階と4階は子世帯の居住フロアです。木の温もりを感じさせる広いリビングやキッチン、適材適所に設けられた収納スペースにより、快適な暮らしを実現しています。
また、ホームエレベーターが設置されているので、昇降が負担にならないこともポイントです。
2階建ての二世帯住宅です。1階は親世帯、2階は子世帯の居住フロアになっていますが、それぞれキッチンや水周りが分かれているので、双方が気兼ねなく生活できます。
1階には掘りごたつのある和室、カウンター付きの食器棚、造作のテレビボードや収納などを設置。シンプルかつ駄のないデザインにすることで、親世帯が快適に過ごせる空間を実現しています。
子世帯が住む2階でも、快適性を高める工夫が見られます。キッチンや書斎には造作の棚が設けられているので、収納スペースには困りません。和室スペースにはカウンターが設置されているので、書き物をする際に便利です。
親世帯が1階、子世帯が2階に住む完全分離型の二世帯住宅です。大きな特徴は、生活音に配慮して計画された間取り。1階と2階で浴室や寝室の位置をずらしているので、各世帯の生活リズムが異なっても生活音が気になりません。さらに、2階床下には4㎜厚の防音マットを敷説しているため、階下にテレビやオーディオの音が響きにくくなっています。
また、子世帯の夫婦は映画好きということで、吹き抜けのリビングにホームシアターを設置。防音性に優れた家なので、気兼ねなく映画を楽しむことができます。また、リビングにすっきり収まっているワインセラーも特徴的です。
深谷の施工に対応している
おすすめの注文住宅会社3選
2023年7月20日時点のGoogle検索「深谷市 注文住宅」でヒットしたすべてのサイトのうち、公式サイトがヒットした注文住宅会社を対象として調査を実施。深谷市の施工に対応しており、土地探しから設計・施工まで一貫対応できる会社の中でも、2022年度のZEHビルダー評価制度の星認定を受けている旨を確認できた会社(3社)を厳選して紹介しています。
【ZEHビルダー評価制度について】
省エネルギー性能が高い家づくりに対して、どれだけ実績があり注力しているかを評価するための制度。運営しているのは一般社団法人環境共生イニシアチブ。6つの評価項目が設けられており、クリアした項目の数に応じて星認定が与えられます。
引用元:岡田工務店公式HP(https://g-labo-house.com/works/2021/12/new-18.html)
★★★★★★
100%
引用元:株式会社石田屋(https://ishidaya-net.co.jp/example/vol1020/)
★★★★★★
75%
引用元:株式会社渋沢公式HP(https://shibusawahome.com/works/post-302/)
★★★★★★
50%
【選定条件】
(1)深谷市に対応している会社
調査対象の内、深谷市に拠点がある会社、又は対応エリア/対応地域/施工エリア/施工地域/営業エリア/営業地域等の情報から深谷市に対応している旨を明記している会社を選定しています。
※施工エリア:埼玉県としている会社は、一部地域(深谷市)に対応していない可能性も考えられるため選定から除外
(2)土地探しから設計・施工まで一貫対応できる会社
(1)で選定した会社の内、以下3つをすべて確認できた会社を「土地探しから設計・施工まで一貫対応できる会社」として選定しています。
・不動産(土地・建物)を扱う上で欠かせない「宅地建物取引業免許」の番号
・管理建築士が常勤で在籍している「建築士事務所(一級建築士事務所)」の登録番号
・注文住宅の施工を手掛けるうえで欠かせない「建設業許可」の番号
(3)ZEHビルダー評価制度の星認定を受けている会社
(2)で選定した会社の内、一般社団法人環境共生イニシアチブの公式サイトにて、2022年度のZEHビルダー評価制度の星認定を受けている旨を確認できた会社(3社/星認定評価が高い順に掲載)
【ZEHビルダー評価の星認定/新築戸建住宅のZEH普及実績】
すべて2022年度の認定・実績
参照元:一般社団法人環境共生イニシアチブ公式サイト(https://sii.or.jp/zeh/builder/search)
【調査時期・調査方法】
2023年7月20日時点・編集チームによる独自調査
深谷市の施工に対応している中でも、省エネ・創エネを実現する実力派の注文住宅会社(3社)を厳選して紹介しています。