公開日: |更新日:
注文住宅の個性を分けるのはデザインや間取りだけではありません。どうやってその住まいを作るのか、すなわち、どの工法を用いるのかによってできる住まいは大きく異なってきます。ここでは、代表的な工法を5種類ピックアップしてみました。それぞれの工法の特徴や違いを知って、理想の注文住宅を建てましょう。
我が国におけるもっとも代表的な工法で、日本古くから用いられています。木の柱と梁で作った骨組みを「筋交い」と呼ばれる斜め材で補強することにより、地震などの横からの強い力に耐えられる構造をしているのが特徴です。
木造軸組工法のメリットは、昔から用いられてきた木造建築のための工法なので、日本らしいデザインを引き出すことができる点です。また、火災になっても表面が炭化するだけで芯までは燃えないため、高い耐火性も持っています。
アメリカから伝わってきた工法で、2インチ×4インチの木の間柱を用いることから「ツーバイフォー工法」とも呼ばれます。門柱と合板などで作った壁で建物全体を支える構造をしているので、柱を少なくできるというメリットがあります。
また、材料の寸法や傷のサイズが規格化されているため工場での大量生産が可能でコストを抑えることができるのも特徴です。近年では、間柱を4インチから6インチや8インチに変えることで断熱性能を向上させる事例も見られます。
非常に高い耐久性と防音性、耐火性を持つ建物を作れる工法です。網目状に配置した鉄筋を板材で囲み、そこにコンクリートを流し込むことで建物を構成しています。鉄筋の弱点である錆びやすいという点、コンクリートの弱点である脆く割れやすいという点を、両者を組み合わせることで解決しました。
「プレハブ工法」とも呼ばれる、金属製の部材で建物を作る工法です。主にハウスメーカーが多く用いる工法で、部材を工場で大量生産できることからコストを抑えられるのがメリットです。さらに同じものを大量生産するので、建築事例ごとの質のばらつきがなく、どこで作っても一定の質が保たれているのも特徴と言えます。
個人の住宅というよりは、マンションや高層ビルを建てるための工法です。広大な空間を確保したい場合に適した工法で、非常に高い強度と躯体のメンテナンス費用がいらないというコストダウンを両立できるのが特徴です。また、一般の工務店でも扱っている工法で、在来工法との組み合わせもできます。
深谷の施工に対応している
おすすめの注文住宅会社3選
2023年7月20日時点のGoogle検索「深谷市 注文住宅」でヒットしたすべてのサイトのうち、公式サイトがヒットした注文住宅会社を対象として調査を実施。深谷市の施工に対応しており、土地探しから設計・施工まで一貫対応できる会社の中でも、2022年度のZEHビルダー評価制度の星認定を受けている旨を確認できた会社(3社)を厳選して紹介しています。
【ZEHビルダー評価制度について】
省エネルギー性能が高い家づくりに対して、どれだけ実績があり注力しているかを評価するための制度。運営しているのは一般社団法人環境共生イニシアチブ。6つの評価項目が設けられており、クリアした項目の数に応じて星認定が与えられます。
【選定条件】
(1)深谷市に対応している会社
調査対象の内、深谷市に拠点がある会社、又は対応エリア/対応地域/施工エリア/施工地域/営業エリア/営業地域等の情報から深谷市に対応している旨を明記している会社を選定しています。
※施工エリア:埼玉県としている会社は、一部地域(深谷市)に対応していない可能性も考えられるため選定から除外
(2)土地探しから設計・施工まで一貫対応できる会社
(1)で選定した会社の内、以下3つをすべて確認できた会社を「土地探しから設計・施工まで一貫対応できる会社」として選定しています。
・不動産(土地・建物)を扱う上で欠かせない「宅地建物取引業免許」の番号
・管理建築士が常勤で在籍している「建築士事務所(一級建築士事務所)」の登録番号
・注文住宅の施工を手掛けるうえで欠かせない「建設業許可」の番号
(3)ZEHビルダー評価制度の星認定を受けている会社
(2)で選定した会社の内、一般社団法人環境共生イニシアチブの公式サイトにて、2022年度のZEHビルダー評価制度の星認定を受けている旨を確認できた会社(3社/星認定評価が高い順に掲載)
【ZEHビルダー評価の星認定/新築戸建住宅のZEH普及実績】
すべて2022年度の認定・実績
参照元:一般社団法人環境共生イニシアチブ公式サイト(https://sii.or.jp/zeh/builder/search)
【調査時期・調査方法】
2023年7月20日時点・編集チームによる独自調査
深谷市の施工に対応している中でも、省エネ・創エネを実現する実力派の注文住宅会社(3社)を厳選して紹介しています。